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【リビアングラスとは】
リビアングラスは、エジプト西部の小さな砂丘地帯のみで採れる
天然ガラスを主成分とする石でアルゴン年代測定法では
約2850万年前に出来たものと推定され、
純粋なシリカグラスに近いもので、特徴は内部の気泡と
希少なミネラルのバデライト・ルシャトリエライト
・エンスタタイト・クリストバライトを含みます。
リビアングラスの起源は明確にはなっておりませんが、
その構造、形から隕石の衝突時に出来たテクタイト
(リビアンテクタイト)とする説が有力とのことです。
リビアングラスの起源は解明されていませんでしたが、
2013年の研究発表で彗星のような氷状の巨大隕石の衝撃で
出来たものと考えられるようになりました。
落ちた隕石が発見されないのは、衝突の後、隕石の核が解け
リビアングラスのみが残ったと考えられています。


リビアングラスを一躍有名にしたのが1922年11月に発見された
ツタンカーメン王の墓の発見でした。
ファラオの財宝の中にリビアングラスを彫刻したスカラベが
使われた石炭船が発見されました。
古代エジプト人はリビアングラスには不思議な力があると
信じられていました。
古代エジプトの民は、このリビアングラスを求めて
はるか800kmもの旅をしたと言われています。
このリビアングラスを求めて
はるか800kmもの旅をしたと言われています。
現代でも意志の力の増幅、能力を開花させる、自分自身の力を
証明するなどというパワーがあると言われております。

リビアングラスのスカラベは、ツタンカーメンの黄金のマスクの
副葬品として発見された胸飾りに用いられています。
ホルス神がモチーフのその胸飾りの中心にリビアングラスの
スカラベが使われています。
