アメシストは紫色の水晶で2月の誕生石です。石言葉は「誠実・心の平和・高貴」です。
ギリシャ神話では、アメジストは美少女の化身とされています。
酒に酔ったバッカス(酒の神)が、最初に出会った人を
猛獣に襲わせようとしていた時、そこに通りかかったのが、
月の女神の女官『アメシスト』でした。
バッカスが獣をけしかけ、今にもアメシストが襲われるという時、
この惨事に気づいた月の女神がアメシストを
一瞬に純白の水晶に変えました。
その後、酔いから覚めたバッカスは自分の罪を反省し、
水晶にぶどう酒を注ぎました。
たちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の宝石
『アメシスト』になったといわれています。
語源となったギリシャ語の『amethystos』は"酒に酔わない"
という意味をもち、古代ローマではアメジストから作られた杯で
お酒を楽しむことで、お酒からだけではなく人生の悪酔いから
自身を守ってくれるという言い伝えが残っています。
アメシストは風水でも基本中の基本アイテムとされ、
玄関などの入り口にアメジストを飾ると
気の流れが良くなり、仕事や家庭全体の
運気を上げると言われており、商売繁盛・財運
・金運・恋愛運・子孫繁栄・事業運の
お守りの招運石とされています。
